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道端カレンさんが実感!筋トレがもたらした体の変化や効果とは?

ABOUT US
笹森 大生トーキョーフィットネス株式会社 代表取締役
現役パーソナルトレーナーとして年間1,500本のパーソナルトレーニング指導を行うと同時に、「個々にあったジムを正しく選んでほしい」という考えから、当メディアを開設。 これまで、都内を中心に200店舗以上のパーソナルジム・フィットネスジムを取材。
<資格・実績>
NSCA-CPT(全米エクササイズ&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)/トーキョーフィットネス株式会社 代表/Animal Flow Lv.1 Instructor/T-Fitness 事業責任者

日本の女性ファッションモデルでタレントの道端カレンさん。昔からトライアスロンにチャレンジされており、昨年はボディメイクのコンテストにも出場されました。
今日は道端カレンさんが感じる筋トレの効果や、なかなか取り組みきれない方への、アドバイスを教えていただきました。

フィットネスを始めた理由

–まず初めに、フィットネスを始めた背景をお聞かせください。

道端カレンさん

20代の頃に子どもを妊娠したのがきっかけです。
妊娠した時は、やはり太るので、モデルの仕事を再開するためにダイエットを始めました。
食事制限だけじゃダメだなと思ったので、ヨガとか運動を取り入れるようになったのが始まりです。

–カレンさんは最近フィットネスに携わられていることが多い印象です。

道端カレンさん

フィットネス業界に重きを置こうとは思ってはいなかったんです!
ただ以前からプライベートで、トライアスロンやヨガをしていました。
その影響もあってか、雑誌の撮影などでも、スポーツ系のタイアップページや
美容系、ボディ系のモデルとしてお仕事をいただく機会が多くなってきました。
確かに近年はスポーツイベントなどのお仕事も多かったですね!

本格的なウエイトトレーニングを開始

–去年は初めてボディコンテストに出場されました。

道端カレン 筋トレ
道端カレンさん

トライアスロンを始めて、今年で10年位になりますが、去年と一昨年はコロナ禍で全く大会がない状態でした。
そこでYouTubeの企画で「新しいことやろう!」ということでコンテストへ出場することにしたんです。

ただその時、「大会に出る!」と決めてから2ヶ月間ぐらいしかなくて仕上がりは全然ダメでした。
なので、もう一年頑張ってみようかなと思い、今年もコンテストに向けて頑張ってます!

–トレーニング自体は昔から本格的に行っていたのでしょうか?

道端カレンさん

元々は全然本格的にトレーニングをしていなくて、トライアスロンのために、たまにジム行ってプールを使ったりとか有酸素運動をしたりとかその程度でした。

ただ2019年にゴールドジムに入会してから、徐々に本格的にウエイトトレーニングも取り入れたという感じです。

「もっと若くいられる」と感じた筋トレの効果

道端カレン 筋トレ

–カレンさんはウエイトトレーニングを始めてから、自分の身体への反応として、どういったところが1番の恩恵だと感じますか?

道端カレンさん

体の形が変わっていくことの楽しさと、年齢がいくつになっても身体は変えられるということを感じました。

自分は子供を25歳と28歳で2回出産したのもあり、運動をすれば身体は割と若くいられるなという実感はありました。
ただ、筋トレを始めてからは「もっと若くいられるじゃん!」と気づけました。
筋トレはやっぱすごいなと!

–普通の運動とはまた違う効果がある?

道端カレンさん

普通の運動やスポーツを行うことでも、もちろんアンチエイジングにはなるけど、さらに筋トレをして筋肉をしっかり鍛えていくことで、体のラインがすごく変わります。

特に40代になった私からすれば尚更実感がありました。
30代でトライアスロンをやってた頃も十分良い体だと思っていましたが、筋トレを始めたらもっといい身体になれたんです。これってどこまでいけるんだろうって。
だって、普通は年齢が上がるにつれて見た目も下がっていきますけど、去年の自分より、今の自分の方がスタイルが良いってすごいことじゃないですか!?

だから、筋トレの恩恵というのは体がめちゃくちゃ変われるということだと思います。

筋トレを拒む女性に伝えたいこと

道端カレン 筋トレ

–ただ結構多いのが、女性の方で筋トレをすることに抵抗がある人が多いですよね。

道端カレンさん

私も初めは、筋トレしたらモリモリになるんじゃないかと焦っていたので、すごく気持ちがわかるんです。
ただ私もチャレンジしてみて気づいたのですが、モリモリにするのって実はめちゃくちゃ大変なんですよね。
「そう簡単にならないから!」って思います。
でも、その誤解が少しずつ解けてきているからこそ、以前よりは筋トレ女子が増えてきた印象です。
実際に筋トレを続けてみると、モリモリになるのではなく、引き締まるということがわかると思います。

道端カレンさん

最近は結構、私のような体になりたいと言っていただけることが増えました。
ただ、私はマッチョになりたいんですけどね。(笑)

–20代の頃のカレンさんは筋トレやフィットネスにどういう感情でしたか?

道端カレンさん

私がモデルデビューしたのが1994年なんですけど、90年代のモデルさんって、海外とかでもカモシカみたいな脚で、骨と皮だけがあればよかった時代でした。筋肉なんて要らなかったんですよ。
やっぱり服を見せる仕事なので、そのマネキンであるモデルはすらっと細い方がどんな服でも綺麗に見えるというのが実態でした。

–となると筋トレが流行るわけもないですね。

道端カレンさん

それが2000年代に入り、海外でも下着の広告で、お腹の割れたモデルさんが出てくるようになりました。
スーパーモデルとしての流行が変わってくる中で、そういった健康美というのが注目され始めたんです。
それからはスペインとかでも、拒食症のモデルさんは使わないとか、体重が低すぎるモデルさんは使わないといった時代に変化していきました。

要はガリガリ過ぎるモデルさんを見ると、そういうのが美の象徴って一般の女性たちが思ってしまうと、誤解を招いてしまうため、痩せすぎ禁止という風潮が2000年代に起きたんです。

–時代的にも昔と違って、今はフィットネスや筋トレというのが女性のニーズに合ってきたんですね。
実際に東京でも外でレギンスだけで外出する女性も増えてきています。

道端カレンさん

日本人としても、10年ぐらい前までは細い人が好きみたいな考え方が主流だったと思いますが、今は違うと思っています。
5、6年前だとそれはあり得なかったですよね。
でも、レギンスで外を歩く女性が増えてきたということは、今は一般の人たちも、痩せすぎる人を求めていない時代になってきたのかなと思います。

フィットネスを続けて健康になろう!

–フィットネスをもっとたくさんの人に楽しんでもらうために、皆さんへアドバイスなどはございますか?

道端カレンさん

子供の時の体育の授業の中で行う特定の競技(球技や短距離走など)が得意じゃなかったことで、自分は運動が苦手なんじゃないかと、勘違いしたまま大人になってしまってる人がいるんじゃないかと思うんです。
例えば、体育の授業でヨガなんかがあったりしたら、女性の皆さんも私運動得意です、大好きですと言う人が増えるんじゃないかと思うので、実は体育の授業のせいで苦手意識になってしまってるだけの方って結構居るはずです。

よく大人になってから、フルマラソンなどデビューしたりする人もいて、
「学生時代全然運動部じゃなかったけど体を動かすのが楽しい!」とそこでやっと気づく人を見てきました。
やっぱりそういう気づきって、チャレンジしてわかることなので、気づかずに終わってしまうともったいないなと思います。

–確かに、運動が苦手でもできるスポーツやフィットネスはたくさんありますよね。

道端カレンさん

たまたま学生時代に出会えなかっただけで、自分が知ってるスポーツや体育以外にも、もっとたくさんのスポーツやエクササイズがあります。
有酸素運動は嫌いなのに、筋トレが好きな人。筋トレが嫌いなのに、体を動かすのは好きな人。たくさんいます。

ぜひ皆さんには、体を動かす新しいことにチャレンジして、健康な体を目指していただきたいです!

–カレンさん本日はありがとうございました!

プロフィール

道端カレン(みちばた・かれん)

  • モデル / タレント / トライアスリート
  • トライアスロン歴9年
    京都丹波トライアスロン大会in南丹2019、太平洋トライアスロンinいわき2019などで女子総合優勝。
  • LEOMOアンバサダー
  • 宮城県石巻市観光大使
  • 京都府南丹市文化観光大使
  • 渋谷表参道ウィメンズランアンバサダー
  • ツールド東北広報大使
  • 今治しまなみ海道自転車大使
  • 八代目自転車名人

15歳でモデルデビューし、雑誌や広告、テレビで活躍。
モデル業の傍ら33歳から始めたトライアスロン競技では市民トライアスリートとして数々の優勝経験を持つほどまで競技力を高める。
近年は42歳でJBBFボディビル団体主催のフィットモデルというカテゴリーに(YouTubeの企画で)挑戦。
食や健康にも造詣が深く、野菜ソムリエ、アスリートフードマイスターなどの資格を生かし、イベントや講演会、社会貢献活動など幅広い活躍を見せている。
プライベートでは、二児の母でもあり、キャリアと両立させながら様々なことに挑戦し輝くママとして同年代の女性から支持を集める。

<text>秋田
<photo>大島