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ボディフィットネス女王・金子真紀子さんが大切にするトレーニングルールとは?

ABOUT US
笹森 大生トーキョーフィットネス株式会社 代表取締役
現役パーソナルトレーナーとして年間1,500本のパーソナルトレーニング指導を行うと同時に、「個々にあったジムを正しく選んでほしい」という考えから、当メディアを開設。 これまで、都内を中心に200店舗以上のパーソナルジム・フィットネスジムを取材。
<資格・実績>
NSCA-CPT(全米エクササイズ&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー)/トーキョーフィットネス株式会社 代表/Animal Flow Lv.1 Instructor/T-Fitness 事業責任者

ボディフィットネスはJBBF(日本ボディビル&フィットネス連盟)で行われる肉体美を競う競技です。
今回はオールジャパン・フィットネスチャンピオンシップス2022のボディフィットネス部門で優勝された金子真紀子(かねこ・まきこ)さんに、トレーニングを始めたきっかけやトレーニングで意識していることなどをお聞きしました。

金子真紀子さんについて

金子真紀子

金子マキコです。 私はボディフィットネスというJBBFという団体でボディーフィットネスというカテゴリーの選手として2014年から始めていて、 今も現役としてやっております。

金子真紀子さんがYahoo!ニュースに掲載された記事はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/868311dac7e2cf8d45616519aa57c825591bb782

ボディフィットネスとは

–ボディビル系の競技には種類がたくさんありますが、ボディフィットネスとはどういう競技でしょうか?

金子真紀子

指定の水着があって、みんなそれぞれ作ってそれを着てステージに立つんですけれども、ボディとしては意外としっかり筋肉はついていて、そこから絞っていって、丸みのある筋肉を作っていきます。

ポーズに限っては、クォーターターンと言って、フロント・サイドポーズ・バックポーズ、一回転回理、その種類だけで身体を見せていく競技なので本当に身体勝負という感じです。

–メンズフィジークみたいに筋量だけじゃない勝負っていうよりも、筋量はしっかりあった方が良い競技ですか?

金子真紀子

そうですね。筋肉は丸みがある方がいいけど、しっかりカットが出るくらいまでは絞ってはこないとダメですね。

–となると、ボディビルとの違いは?

金子真紀子

ボディビルだと、ポージングが全然違ってくるので、やはり魅せるものが変わってきますね。
印象・イメージが全然違ってくるので、アピールの仕方が変わってきます。

ボディフィットネスは女子フィジークとほぼ同じポージングスーツとハイヒールを着用する。

筋肉美の視点は女子フィジークとほぼ同様だが、規定ポーズ、フリーポーズが無いのでスポーティーな振る舞いが重視される。

武器屋.netブログ https://bukiya.net/blog/fitness/#i-3

ボディフィットネスを始めた理由

–ボディフィットネスを始めた理由は?

金子真紀子

に通っているんですけど入会した後同時くらいにやっぱりコンテストの情報が多いので そこきっかけでやってみたらいいんじゃない?っていう感覚になってやるならしっかりやろうって感じ。 身体を動かすのが好きだったのでその頃に夢中になって取り組んでいるものがなかったので、始めたのが34歳とかなのでそのくらいから夢中になって やることってなかなかなかったのでそういうのもいいのかなっていうのがスタートです。

–もともとなにかスポーツとかやられていたんですか?

金子真紀子

部活程度しかやっていなかったです。趣味でゴルフとかそういうのは大人になってから磨きましたけど…
ガッツリのめり込んでみたいなことはやっていなかったです。

ジムに行き始めたきっかけについて

–最初にジムに行ったきっかけは何ですか?

金子真紀子

動かすとリフレッシュできるから単純にそこですね。ダイエットとかそういうのでもなく。

–気分転換という感じですか?

金子真紀子

そうですそうです!

運動をする一歩目を踏み出すためのアドバイス!

–ジムに行くことだったり、運動を始めることだったりなど、一歩目がなかなか踏み込める人が少ないと思います。そういった方にアドバイスなどはありますか?

金子真紀子

それはもう踏み出してもらうしかないです。(笑)
踏み出してもらえればジムはすごい歓迎してくれる。今すごい増えていますし、女性も若い方含め 逆にお年を召した方も、今から始めますという方も結構いらっしゃるし。 一歩入ってしまえば、なんだ意外と入っちゃえば平気だね、っていう感じにはなると思うので、一歩踏み出してみちゃってというところなんですよね。

トレーニングについての考え方 ”常にグレーゾーン”

–本格的にトレーニングを始めることになってからは、食事・トレーニングの変化はどのようになっていったのでしょうか?

金子真紀子

初めからトレーナーについてもらって、トレーニングにしても食事にしても自分の偏った知識で始めるより知識のある方にトレーニングを教わったり、食事のことを教わるのが一番早いだろうと、そこから食事とかを管理してもらってPFCバランスっていうのは基本的にはオンでもオフでも、なるべくは気にしながら生活しています。

女性トレーニーとして、トレーニングで意識していることはございますか?

金子真紀子

やっぱり運動と食事を両方やることが大事だと思います。 食事だけ減らすと無理なダイエットに繋がりやすいし、みんな若い子にしてもいずれは年を取ってくるので、何か別に悪いことをしているとかじゃなくても、年齢と共に代謝は下がっていきます。
それをキープしていくためにも運動しておいた方が、逆にダイエットは楽だし、量も食べながらダイエットができるので、そうすると体の負担も精神的負担も少ないと思います。

–色々な理論が今出てきていると思いますが、金子さんがトレーニングで意識していることはございますか?

金子真紀子

常に「グレーゾーン」ということを意識しています 。
体は慣れちゃっても成長はしないし刺激にならないので本当にギリギリのラインを常にやれるような状態。
また、グレーゾーンを作るために、4週、3週でメニューも変えていきます。

–慣れに対してのグレーゾーンという感じですか?

金子真紀子

そうです。背中でこれをやろうとかだけじゃなくて、トレーニングのやり方をスロートレーニングとか高重量・低重量も混ぜて、全て1年間を通じて グレーゾーン。
それがトレーニングとしては意外と大事で、自分の変化を求めるのは重要だと思います。

金子真紀子さんのインタビュー続編はこちら!おすすめサプリのMUSASHI「クアン」についてお話しいただきました!

プロフィール

金子真紀子(かねこ・まきこ)

  • 2019年 JBBF ALL JAPAN ミス・ボディフィットネス優勝
  • 2019 JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2位
  • 2021年 JBBF ALL JAPAN ミス・ボディフィットネス優勝
  • 2021 JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 3位
  • 2022年 JBBF ALL JAPAN ミス・ボディフィットネス優勝

<編集・文/トーキョーフィットネス編集部 写真/MUSASHI提供>