ダイエットをしている人には、内臓脂肪を減らすためという方が多いと思います。
内臓脂肪が多いと動脈硬化や心筋梗塞の背景因子となる高血圧や高血糖の予防には、メタボリックシンドロームという内臓脂肪のついた状態を脱却する必要があるためです。
今回は内臓脂肪を落とすための方法を解説いたします。
目次
内臓脂肪を落とすため方法
内臓脂肪を落とすためには結論、運動が必要不可欠です。
ここでは内臓脂肪を落とすために最も効率の良い運動方法をお伝えします。
筋トレで脂肪を分解しよう!
筋トレをすると脂肪が減る仕組みというのは、アドレナリンの分泌によりリパーゼという酵素が活性化されるために体脂肪が血液中に分解されます。
その後に燃焼過程に入るわけですが、筋トレではこの分解の過程で重要な役割を果たします。
その理由は筋トレをし、交感神経が強くなるとアドレナリンの分泌が起きやすくなるためです。
また、それだけでなく、筋トレによって分泌される成長ホルモンも脂肪の分解を促進するのです。
下記の動画で筋トレによる脂肪分解のメカニズムを解説しています。
内臓脂肪を落とすためにはスクワット!
スクワットは脚の筋肉を大きく刺激するだけでなく、全身の筋肉も同時に刺激します。
スクワットの中でもバーベルを扱う「バーベルスクワット」はその強度や効率の良さから「トレーニングの王様」と言われるほどです。
下記の記事ではパワーリフティング世界チャンピオンの佐竹さんがバーベルスクワットの正しいやり方を解説しているのでぜひご覧ください。
内臓脂肪を落とすための有酸素運動
先程解説した、筋トレなどによって分解された脂肪は、有酸素運動などの運動を行うことで燃焼されます。この過程も適切に行うことで、内臓脂肪を落とすことが可能になります。
脂肪燃焼させるためには強度が強すぎるものはNGで、運動強度や心拍数のコントロールが重要となりますが、そちらを詳しく解説した記事もありますのでこちらをご覧ください。
内臓脂肪を落とすために筋トレと有酸素運動の掛け算が重要!
筋トレを行うとアフターバーン効果と呼ばれ、体内のカロリー消費量が24時間から最大で72時間ほど続くと言われています。
メカニズムは「EPOC(運動後過剰酸素消費量)」と呼ばれ、筋トレ後は酸素の消費量がかなり多い状況が続くためと言われています。そのほかにも、体をリカバリーしようとするための成長ホルモンの分泌なども影響しているといえるでしょう。
筋トレは逆に有酸素運動はこのアフターバーン効果は少ない運動です。
しかし、有酸素運動中は、脂肪をエネルギーにすることから脂肪燃焼の効果が筋トレよりも高く
持続的な脂肪燃焼というよりは、実施中の脂肪燃焼を狙うことができます。
つまり、筋トレを行い脂肪分解と中長期における脂肪燃焼状態。有酸素運動でスポット的に高い水準の脂肪燃焼状態を繰り返すことで、ダイエットが効率的に進むことが言えます。
上図は、有酸素運動のピークになっているところが有酸素運動を実施した時。
筋トレのピークになっているところが筋トレをした時です。
有酸素運動の効果がないときは筋トレのアフターバーン効果で燃焼効果を持続しながら、筋トレと有酸素運動を実施した時はより高いピークで脂肪燃焼効果を感じられる。といったイメージ図です。
サプリメントは内臓脂肪を本当に落とすのか?
サプリメントの摂取でも内臓脂肪を落とす可能性が高まります。
しかし基本的には前述した、筋トレや有酸素運動といった運動をしなければ内臓脂肪を落とすことは不可能です。
あくまで運動を行う前提でサプリメントの摂取をすることが必要です。
そもそもサプリメントだけで内臓脂肪を落とせたら、今日普及しているフィットネスブームは起こり得ません。
内臓脂肪を落とすための方法まとめ
内臓脂肪を落とすためには食事や飲み物、サプリメントはもちろんですが、運動が不可欠です。
その中でも筋トレと有酸素運動の掛け算で、効率よくダイエットができ内臓脂肪を落とすことができるでしょう。
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