元女子プロ野球・ソフト選手の合田智子(ごうだ・ともこ)さんは現在パーソナルトレーナーやNABBA・スポーツモデルのプロ選手としても活動されています。
今回はスポーツ選手として競技歴の長い合田さんにNABBAのスポーツモデルについてやフィットネスのメリットについてお話いただきました。
合田さんが特別な思いを持って、フィットネス業界で活躍されている理由については後編にて掲載しています。是非そちらも併せてご覧ください。
目次
合田智子さんプロフィール
合田智子です。
もともと女子のプロ野球ソフトボール選手をしていました。
現在はNABBA WFF KOREAのプロとして活動しています。
合田さんは経歴をいろいろお持ちということですが、今回はポディメイクやトレーナー活動の方を中心にお聞きしたいと思います。
(合田智子さんの生い立ちについては後編をご覧ください。)
最初にボディメイクのトレーニングに興味を持ったのはいつぐらいですか?
ソフトボールに取り組んでいた時に、コロナの影響でニュージーランドから日本に戻ってきました。その時に何か新しいことにチャレンジをしたいと思い、その時インスタグラムを見ていたら、FWJのビキニ選手の方の映像を見て、「かっこいい」と思い始めました。
そこから大会に出ようと決意されたと思うのですが、コンテストに出たのはいつになりますか?
始めて出たのが去年の9月のNABBA JAPANの大会になります。
始めて結構間もないですね…!
そうですね。大会の経験もまだ3~4回ぐらいしかない…
ウエイトトレーニング自体は昔からやっていたのでしょうか?
ウエイトトレーニングを始めたのは、中学2年生の時で、ソフトボールの部活で週4回やっていました。
なるほど!ここ最近でコンテストっていうのを知って始めたっていうところで
すかね?
そうですね。
NABBA スポーツモデルとはどういった競技?
やっている競技というのは女性のボディビルだったりフィジークとか色々あると思うんですけど、どういったカテゴリーになりますか?
私のカテゴリーはスポーツモデルというカテゴリーになります。
ビキニとスポーツモデルの違いですが、スポーツモデルはビキニ競技と同様規程ポーズはもちろんありますが、自分の長所だけを見せるポージングも披露できます。
ビキニだと全員同じポーズをして、バック・フロント…というふうにポーズをとるのですが、スポーツモデルはフロントポーズの中でも隣の人がこういうポーズをとったら私はこういうポーズをとるっていう風に自由自在っというか…ビキニよりも筋量をしっかり多く、でも女性美を崩さないっていうカテゴリーになります。
スポーツモデル競技者としてのポテンシャル
ボディメイクを始めたのは最近だけど結構筋量に自信があった?
ずっとソフト・野球をやっていたので、パフォーマンスアップのためのトレーニングっていうのはしていました。
でも去年始めてみて分かったのが、今まで野球・ソフトですと、右投げ右打ちだったので、右側が異常に強くて、左側がその右側に対して筋量が足りていなくて、結構アンバランスになったりしてるんですよね。そういった面では大変でしたね。
そのバランスを合わせたりとかは未だにあるのですが、筋量に関しては自信は多少はありました。
パーソナルトレーナーを始めたのはいつ?
今はトレーナーをやっているということですが、トレーナー自体はトレーニングを始めた時期と同じくらいから始めたのでしょうか?
20歳・21歳の時に実業団ソフトボール部でプレーしてまして、そこが廃部になってその後に少しだけピラティスとかエアロビクスとか、あとトレーナーの仕事を5年くらいしてました。
ちょっと間が空いてそこからまたトレーナーになったという形ですね。
今はトレーナーとしてはどこでどういった活動をされているのでしょうか??
今はゴールドジムさんの方でトレーナーと中目黒にあるパワースポットっていうピラティススタジオがありまして、そちらの方で少し勉強させていただいています。
トレーナーとして心がけていること
トレーナとして心がけてやっていることとか、一番大切にしていることってありますか?
やはりお客様一人一人と深く付き合っていきたいっていう思いがあります。
年配の人だったり若い女性だったり、はたまた大会に出る人によってゴールが違うと思うのですが、でも結局その目標を持っているっていう思いは同じなので、その目標に対して私も一緒に同じ思いでやっていくっていう気持ちでやっています。
減量をしていた時の経験談
スポーツもやり、ダイエットもやってこられたということなので多彩なことを教えられるトレーナーですよね!
減量に関しては、自分が取り組む中で結構うまくできた感じはありました?
去年より今年の方が成功はしてると思うんですけど、去年は全くゼロな状態だったのでもうがむしゃらにやっていた感じですね。
とりあえず体脂肪を落とそう落とそうっていう風に結構必死で…
元々活動量が多いので食べて痩せるっていうのは主体にしてやっていたんですが、特に仕事とか長時間してると、ヘロヘロになったり、クラクラしてちょっと倒れそうになったりする時もありました。
失敗も結構あったということですね…
そうですね。
1年目はとにかく有酸素運動をたくさん入れちゃったんですよ。
去年に関しては1日4回とかやってました…。
結構それが体に悪く出た部分もあったので、絞れたには絞れたんですけど、ちょっと体力と時間を無駄にしてたなと思います。
今年はしっかり食べて、その分有酸素ではなくて筋トレとかHIITを取り入れることによってうまく進められています。
ダイエットで悩んでいる方へのアドバイス!
その減量で苦しんだ経験から同世代の方、ダイエットに悩んでいる方にアドバイスってありますか?
結構私の周りの人でご飯の量をすごく少なくしたりとか、一食抜いたりと、体重計の数字に惑わされてしまう方が多い印象です。
数字に追われるという考えは捨てて欲しいというのが一つと、まず鏡を常に見てその前日の自分と今日の自分、二日前の自分と今日の自分っていうような感じで、目で見て対話をして欲しいなというのが二つ目です。
あと過度な食事制限をするんではなくて、一日決められた摂取カロリーを摂った状態で歩いたりとか、ちょっと軽くおうちでできるエクササイズをするとか…
そういった感じで痩せていく方がその見た目的にもきれいですし、メンタル面的にも女性ホルモンのバランスの急降下がなくなると思うので、そういう風に心がけてやってもらいたいなと思います。
忙しいからっていうことでダイエットできない、忙しいからおやつ食べるみたいな人いるじゃないですか。
合田さんはスポーツ選手もやりながら、仕事もしながらダイエットするっていうことを体現してきたはずなのでぜひ皆さんに参考にして欲しいですね!
あとは絶対に無理をしないこと。
こうしなきゃいけないとかって思いすぎてしまうと、やはりマインドがマイナスの方にいきやすいです。
楽しみながらして欲しいので、チートなどは絶対していいと思うんですよ。
一日の中で全く何も食べない、甘いものを一切食べないっていう考えだと、ストレスになるので、「一日でこれだけ歩いたからじゃあ何か一個食べようかな」とか「ちょっとしたプチケーキを食べようかな」とかっていう風に自分にご褒美を与えてあげた方が、特に女性なんかは成功しやすいのかなって思います。
合田さんが思うフィットネス・運動のメリットや効果とは?
これまで長いことトレーニングであったりとか運動・スポーツを小さい頃から
やられてきたと思います。
フィットネスや運動をした時の自分が一番感じるメリットや効果をお聞きしたいなと思います。
私は中学校から筋トレを始めて、それは競技のためのパフォーマンスアップのための筋トレだったりとか、地道にトレーニングをしてきました。
しかし、去年からフィジークの大会に出ることによってボディメイクを始めて、体が変わるということが、目で見て分かるので、それを継続して自信が持てたりとか、今まで引込思案な気持ちだったのが前に出やすくなったりという効果をすごく感じました。
私のクライアントさんでもいつも長袖長ズボンを着てる方がいらっしゃって、その方がボディメイクで体重20キロ落ち、体脂肪が18%落ちました。
そうなると、だんだん肌を露出しだしたりとか、メイクが変わったりとか表情が変わったりとかポジティブになる方が多いので、そういったメリットがありますね。
合田さんが特別な思いを持って、フィットネス業界で活躍されている理由については後編にて掲載しています。是非そちらも併せてご覧ください。
合田智子(ごうだ・ともこ)
- 元女子プロ野球選手
- 元女子プロソフトボール選手
- パーソナルトレーナー
小学校3年生で地元の少年野球チーム「仁連エンゼルス」に入団、男子と混ざって練習に励む。中学校からはソフトボールに転向。高校卒業後社会人のトップクラスである岩手東芝エレクトロニクスに入社。
※岩手東芝を引退後は、スポーツインストラクター(エアロビクス、ピラティス、その他)、スキーのインストラクター、スポーツデーターバンクのお手伝いをなどを務めていた。
2009年に日本女子プロ野球機構による第1回合同トライアウトを受験し合格、※同年12月のドラフト会議では、外野手1巡目で京都アストドリームスへの加入が決定した。 2011年末、アストドリームズからの退団が発表された。
その後はアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ、中南米など全大陸でプレー。
(出典:wikipedia ※一部編集)
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