世界で注目されているヘンププロテイン。今回はヘンププロテインの効果やデメリット、おすすめのヘンププロテインをご紹介する。
目次
ヘンププロテインとは?
ヘンプとは麻のことで、日本語では「大麻」と言います。
近年CBDも同様に注目されていますが、ヘンププロテインやCBDは麻薬の一種として法律で禁止されているものではありません。大麻取締法第一条では「大麻とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く)、並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」と記述があり、ヘンププロテインやCBDは後述のものにあたります。
ヘンププロテインはそんな麻の実を、すりつぶしてパウダー状にしたプロテインです。
栄養価が高い
ヘンププロテインはタンパク質はもちろん、食物繊維・必須アミノ酸・必須脂肪酸・ミネラル(マグネシウム・カルシウム・鉄分・亜鉛等)を豊富に含有し、世界からも注目を浴びています。
麻は一年草であるうえに生命力が強く、栽培に農薬を必要としません。残留農薬の心配もない、環境・身体にやさしい植物であることも人気に火がつき始めた要因といえます。
ASAKARA株式会社ホームページ「ヘンププロテインとは?」よりhttps://asakara.co.jp/blogs/column/hempprotein
農薬を使用せずに栽培されているうえに栄養価が高い、安全性が保証されたオーガニック食品です。成長期の子どもの栄養補給にも適しています。
また、ソイやホエイ、カゼイなどの原料である大豆や牛乳は人によってはアレルギーを発症することもあります。その点、ヘンププロテインにはそうしたアレルギー成分はほとんど存在しないため、アレルギー持ちの人でも安心して摂取できるのです。
なお、ヘンププロテインは甘味料が含まれていない製品が大半です。「タンパク質を手軽に補給したいけど、プロテインの甘さが苦手」といった人にも飲みやすいプロテインとなっています。
ソイプロテインとの違い
ソイプロテインは麻ではなく大豆を原料とするプロテインで、ヘンププロテインと同じく植物性のプロテインです。
しかし近年ソイプロテインは、アレルギーをお持ちの方が摂取できなかったり、健康被害に影響が出るかもしれないと言われていることもあることから、ヘンププロテインへの注目が集まってきているとも言えます。
※大豆の危険性については、トピックとして取り上げさせていただいており、エビデンスなどから裏づけた決定的な情報ではありません。
ヘンププロテインの効果や摂取するメリットは?
ダイエット効果
ヘンププロテインの効果として、水溶性食物繊維がたくさん含まれています。
ダイエットにおいて水溶性の食物繊維を摂取することは有利となります。
水溶性食物繊維は、小腸での栄養素の吸収の速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える効果があります。血糖値は急激に上昇すると、インスリンという物質が過剰分泌することで体脂肪が蓄積されやすくなりますが、上昇を抑えることで、太りづらい状況を作ることが可能となるのです。
またそれは、食物繊維が含まれるものだけを食べたときだけでなく、甘いものや白米など急激に血糖値が上がる食事と組み合わせることでも、効果があります。
よって食欲旺盛の人にはもってこいの成分なのです。
健康効果
ヘンプにはアミノ酸の中でも、アルギニンが多く含まれています。
アルギニンはNO(一酸化窒素)の材料で、NOは血管を拡張し、血圧を下げることで、心臓疾患のリスクを減らす作用を持っているのです。
実際に下記のサイトではヘンプオイルによる心臓発作からの回復のエビデンスが紹介されています。
動物実験で、ヘンプオイルは血圧を下げ、血栓を防ぎ心臓発作からの回復を助けるようです。(参考文献 c, d, e)
究極のヘルシーライフ 「ヘンププロテインのアミノ酸スコアと4つの健康効果とは?〔科学的根拠・論文引用あり〕」
腸内環境
水溶性の食物繊維が含まれていることは先述しましたが、ヘンププロテインには不溶性食物繊維も含まれています。
不溶性食物繊維は、水に溶けずに、水分を吸収して便の嵩を増やす作用があります。
健康ねっと 「食物繊維の水溶性・不溶性とは?特徴や適切な摂取量を紹介!」より
不溶性食物繊維の摂取によって便の嵩が増えます。
すると大腸を内部から圧迫され、蠕動運動(ぜんどううんどう)と呼ばれる腸の動きが活発になり排便が促されます
また、不溶性食物繊維が腸内の毒素など様々な物質を吸収して、便と一緒に体外へ排出する作用もあります。
美肌効果
前述した、NO(一酸化窒素)の生成や食物繊維・ミネラルなど「スーパーフード」としてヘンププロテインの効果を求めている方がたくさんいらっしゃいます。
それに合わせてさらに、タンパク質の含有量が多いのも挙げられます。
参考:https://www.rakuten.ne.jp/gold/uzumasa/share/hempfoods/
タンパク質は肌や髪の毛の材料にもなるため、ヘンププロテインは美肌効果やアンチエイジングにもおすすめと言えるでしょう。
ヘンププロテインのデメリット
タンパク質の量が多いことを上げましたが、アミノ酸スコアが少し低いということがあげられます。アミノ酸スコアとは、食べ物に含まれる「タンパク質」の量と「必須アミノ酸」がバランス良く含まれているかを数字で表した指標のことを言います。
ではなぜアミノ酸スコアが低いのでしょうか?
それは9種類の必須アミノ酸の中で、「リジン」と呼ばれるアミノ酸のみが少ないのが原因です。
しかし前述のようにアルギニンの含有量が多かったり、そもそもタンパク質自体の量が多いことということが強みでもあります。これらは特にデメリットというわけでもなく、普段のあなたの食生活通り、いくつかの食物からタンパク質が摂取とれていれば、問題はありません。
ASAKARAヘンププロテインのご紹介
ASAKARAとは?
「キレイを支えるサステナブルプロテイン。」
本文でお伝えしたヘンププロテインの効果をより実証した商品となっています。
商品について
ASAKARA PROTEIN
- 送料無料
- 縛りなし、いつでも解約可能
- 全国配送可
- 3日以内に発送(土日祝を含まない)
- 計量スプーン付
1袋 450g (15食分)
1食分(30g)に含まれる栄養素
- タンパク質 11.8g
- 食物繊維 7.3g
- マグネシウム 222.6mg
- 亜鉛 2.8mg
- 葉酸 41.4ug
- オメガ3 172.8mg
*豆乳、または牛乳200mlと混ぜて飲んだ場合
参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
他社との違い
原量の生産地にこだわる
本製品は、牛糞等の自然肥料のみで栽培された有機ヘンプ種を収穫します。
現地農家も「化学製品は環境を変えてしまうので、使いたくない」と口を揃えて、有機栽培にこだわっています。
製造にも化学工程を一切加えない
植物性プロテインでは、たんぱく質量を上げるために、脱脂と呼ばれる化学工程を行う場合がありますが、ASAKARA PROTEINは、製造にも化学工程を一切加えず、シンプルな方法を極めております。
※市場に流通する植物性プロテインの多くは、人体に有害とされるヘキサンや酸性、アルカリ性の有機溶媒を使用されていることがあります。
無添加による安全性
市場のプロテインの多くは、健康被害リスクのある人工甘味料や保存料を使用しております。
ASAKARAプロテインは、人々の本質的なキレイと健康の為に、添加物は一切使用していません。
オリジナルフレーバーで飲みやすい
ASAKARA PROTEINは、従来の麻の実パウダーが抱えていた、青臭さや溶けにくさといった課題を改善したオリジナルフレーバーを開発しました。
従来のヘンププロテイン
- 青臭い匂いがする
- 口の中で粉がざらつく
- 美味しいとは言えないが、
体にいいのでなんとか飲んでる - 水に溶けにくい
ASAKARAヘンププロテイン
- メープルのほんのり甘みを感じる
- オーツミルクのまろやかさと、
麻の実の香ばしい香りが合う - 従来の麻の実パウダーと比較をし、ザラザラとした粉っぽさがない。
まとめ
ヘンププロテインの効果についてのまとめはこちらです。
- タンパク質はもちろん、食物繊維・必須アミノ酸・必須脂肪酸・ミネラルを豊富に含有し、世界からも注目されるスーパーフード
- 水溶性、脂溶性の二つの食物繊維が多く含まれている。そのため、血糖値が抑えられることによるダイエット効果や、腸内環境の改善が期待できる。
- タンパク質の含有量が多く、美肌効果やアンチエイジング、筋力アップにも効果的。
- 無添加で製造工程にも化学工程を一切加えない、ASAKARAプロテインがオススメ!
以上が今回の内容となります。
この記事を読んでいただいた方限定の初回特別価格でヘンププロテインを試そう!
<編集・文/トーキョーフィットネス編集部 写真/ASAKARA株式会社提供>
橋本 勝 (はしもと・まさる)
株式会社ASAKARA 代表取締役
神奈川県生まれ。大学時代、交換留学生としてインドへの留学や、モンゴルでのインターンシップを通して、環境問題や貧困などの社会問題に興味を抱く。大学卒業後は、大学院に進学し、さまざまな社会問題を自分ごととして捉えるための教育手法を研究。卒業後、大手分析機器メーカーにて、インドと米国の食品、製薬企業のマーケティング、分析のサポートを行う。2021年1月にインド・ヒマラヤ産麻の実を活用した事業を行うため、株式会社ASAKARAを設立。